第20回全国車いす駅伝競走大会が開催されました!
(現地レポート)
2月22日(日)、京都市内で第20回全国車いす駅伝競走大会が開催され、県内からも2チーム(大分A・B)、13選手(九州ブロックから出場の2選手を含む。)が出場しました。
「第20回全国車いす駅伝競走大会」公式ホームページ
前日夜(21日)に行われた開会式では、第1回から20回連続出場ということで、大分県チームと吉松時義選手(大分B)らが表彰され、会場から多くの拍手に包まれました。
表彰盾:大分県チーム
表彰盾:吉松選手
レース当日は、スタート時10〜11℃と、多少肌寒さを感じるものの風も穏やかで、例年の京都に比べれば良いコンディション。
スタート時間が近づき、選手たちの緊張感も少しずつ高まってきます。
小野 洋一主将
午前11時半、号砲一発、勢いよくスタート!(5区間、21.0975km)
レースは、3区終了時点で大分Aが先頭を走るものの、20回の記念大会で地元の意地を見せる京都Aに逆転を許します。最終区で渡辺 習輔選手が怒濤の追い上げを見せましたが、あとわずか2秒届かず。結果、大分Aが2年連続の準優勝となりました。また、大分Bも、城 隆志選手の区間10位の走りなど、各選手とも精一杯の力走を見せ、17位に食い込みました。
大会公式ホームページ「第20回大会の総合成績・区間記録」
今大会では、若手からベテランまでが幅広く活躍し、チームとして次につながる大会となりました。
特に、昨年結成された「チーム田の浦」を中心に定期的な練習に励んだ結果、区間1位を大分Aの3選手が獲得するなど、駅伝王国・大分の底力を、京都の地でしっかり見せることができました。
「チーム田の浦」公式サイト
写真左から3区/坂元 幸雄選手、
中:5区/渡辺 習輔選手、
右:2区/佐矢野 利明選手
選手団の皆さん、素晴らしいレース、ありがとうございました。
来年のリベンジに期待大!です。
※その他、いくつかのWebサイトに今回参加した選手団による報告・戦評が掲載されています。
大分A 安藤監督:「大分県スポーツ指導者協議会」のサイトから
大分A 小野主将:「俺、義足だけど何か?(本人ブログ)」から)
なお、2月25日(木)、県庁で県選手団の結果報告会が開催されました。大分Aの安藤 靖浩監督から、「来年は優勝カップを持って帰りたい。」という力強いメッセージも聞かれました!
安藤監督から阿南県福祉保健部長へ、
準優勝カップが手渡される。
(報告者 : 大分県障がい者体育協会 関 隆晴)