車いすテニスのご紹介
車いすテニス紹介(動画ナレーション要約)
日本でも年々盛んになる障害者スポーツ。2008年の北京パラリンピックで27個ものメダルを取るなど、活躍も目覚しいものがあります。参加する人は勿論、見る人も楽しめる、障害者スポーツの魅力をご紹介します。
障がい者スポーツとして、日本でも30年以上の歴史を持つ車いすテニス。北京パラリンピックでの金メダル獲得などで、その活躍を目にした事のある方も多いはず。基本的なルールは通常のテニスと同じです。
使用される車いすは独特のもの。タイヤを八の字にすることで、激しい動きをしても車いすが倒れないように設計されています。前後についている小さなタイヤが、プレー中の細かな動きを支えます。
車いすテニスには独特のルールや動きが幾つかあります。その一つが2バウンド。サイドステップやダッシュが難しい車いすテニスでは、相手コートに球を打ち返すのに、2バウンドまで認められます。これは「バックターン」と呼ばれる独特の動き。返球のコースを予測しながら動くのですが、素早い計算と瞬発力が要求されます。
車いすテニスでは障害の度合いによってクラス分けがなされています。また、四肢障害クラスとして、クァドクラスがあります。健常者とダブルスを組んだアップダウンテニスもあります。この場合、車いすのプレイヤーには車いすテニスのルールが、健常者には健常者のルールが適用されます。
華麗なテクニックと頭脳戦で相手を制す、車いすテニス。一度、挑戦してみませんか?