グランドソフトボールのご紹介

グランドソフトボールのYoutube動画です。

グランドソフトボール紹介(動画ナレーション要約)

日本でも年々盛んになる障がい者スポーツ。
2008年の北京パラリンピックで27個ものメダルを取るなど、活躍も目覚しいものがあります。参加する人は勿論、見る人も楽める、障がい者スポーツの魅力をご紹介します。

グランドソフトボールはソフトボールを基にした障がい者スポーツです。

ルールはほぼ同じですが弱視・全盲選手など視覚障がい者が安全にプレーできるように改良されています。ボールは、直径20cmの白いハンドボール。バットは野球で使われるのと同じものですが、ハンドボールを打つため、普通よりも、やや重めのものが使われることが多いようです。

チームは通常のソフトボールの9名に、右遊撃手を加えた10名で編成。10名のうち全盲選手は4名以上で、投手と左右の遊撃手のうち1人は、必ず全盲選手でなければなりません。また捕手は弱視選手でなければなりません。打順も、全盲選手を続けてはいけません。監督・コーチャー・スコアラー・マネージャーは、視覚障害でなくても構いません。

グラウンドソフトボールが通常のソフトボールと最も大きく違うのは、走塁ベースと守備ベースの存在です。ベースを分けることで野手と走者との接触を防ぐのです。走塁ベースは守備ベースの外側に設けられます。また、ピッチャーズ・プレートの周囲1.5mの円内は、試合停止圏となります。この停止圏の中にボールを持った野手が入ったり、圏内でボールを受けたりすると、ボールデッド、試合停止となります。グランドソフトボールの観覧のマナーは「音を立てないこと」。選手は音を頼りにプレーしているからです。弱視の捕手の合図を聞いて全盲の投手がボールを転がします。キャッチャーが「さぁこいさぁこい」と声をかけるとピッチャーは今から投げるぞと思うし、全盲のバッターもその音を聞いてかまえるわけです。

あなたもグランドソフトボールの魅力に触れてみませんか?

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