日本でも年々盛んになる障がい者スポーツ。2008年の北京パラリンピックで27個ものメダルを取るなど、活躍も目覚しいものがあります。参加する人は勿論、見る人も楽める、障がい者スポーツの魅力をご紹介します。

フットベースボールは、知的障がいのある人を対象に開発された競技です。 ルールはソフトボールを基準にしています。競技は9名で行い、1チーム15名以内、選手交代も自由で、男女の区別はありません。

バットやグローブは使用しません。ボールはゴム製のサッカーボールを使用します。ピッチャーはピッチャーズサークル内から、ホームべースにむかってボールを両手でころがします。バッターがキックして、攻撃を行い、得点を競います。デットボールや盗塁はありません。走者は走塁中に投手がピチャーズサークル内でボールを保持した場合には元の塁に戻らなければなりません。試合は7回まで。試合開始から50分を経過した後は新しい回に入りません。

フットベースボールのチームは大分にもあります。2008年に行われた全国障害者スポーツ大会後も特別支援学校の中学部・高等部の生徒さんが練習をがんばっています。大分国体に向けてチームをはじめたのですが、父兄の方から続けてほしいという声があった。

プレーするのも応援するのも楽しいフットベースボール。みなさんも参加してみませんか？