第34回大分国際車いすマラソン大会　開催！

　第34回大分国際車いすマラソン大会は、11月9日（日）午前11時、大分県庁前をスタート、大分市営陸上競技場をフィニッシュとする国際陸上競技連盟/日本陸上競技連盟の公認コースで行われ、海外は13ヶ国から、国内は32都道府県から総勢233名が出走し、204名が完走しました。

　マラソンの最速クラスである男子T34/53/54では、序盤から世界記録を上回るベースで飛ばしたマルセル・フグ選手（スイス）が、惜しくも新記録には及びませんでしたが、後続に6分以上の差をつけ、大会5連覇の偉業を達成しました。

　また、女子T34/53/54では昨年共にこの大会で世界新記録を達成したマニュエラ・シャー選手（スイス）と土田和歌子選手（東京都）、２人の争いとなり、トラック勝負を1秒差で制したシャー選手が大会2連覇を飾りました。

　世界4大マラソンを2年連続で制覇した注目の新星、タチアナ・マクファーデン選手（アメリカ）は、初出場の大分の地での雨の調整がうまくいかず3位に終わりました。

　昨年からハーフの部に設けた新人賞には、地元大分県の河室隆一選手が受賞しました。

　大会当日は朝からあいにくの雨模様となりましたが、レース直前には雨も上がりまずまずのコンディションの中、選手たちは日頃の練習の成果を存分に発揮しました。

5連覇を達成したフグ選手

２年連続のデッドヒートとなった
シャー選手（右）と土田選手（左）

■マラソン順位（3位まで）

■ハーフマラソン順位（3位まで）

※マラソンT51女子、T33/52女子は出走者なし
※ハーフT51女子は出走者なし
詳しい結果は大分国際車いすマラソン大会公式ＨＰをご覧ください。
http://www.kurumaisu-marathon.com/

マニュエラ・シャー選手による選手宣誓

商店街をパレード

雨の中のウォーミングアップ

スタート

舞鶴橋

懸命に登る弁天大橋

総合社会福祉会館前

ハーフ初優勝の松永選手

トラック勝負

ハーフマラソン　入賞者のみなさん

マラソン　入賞者のみなさん

交歓の夕べ

大会最高齢（８８才）
工藤金次郎選手